住宅診断士による点検

住宅診断士による点検

古くなった自宅をリノベーションで甦らせたいという事を考えているご家庭も多いのではないでしょうか。長年住んできた自宅の場合もあるでしょうし、中古住宅を購入して新たな気持ちで住み始められるように工事をするという場合もあるはずです。大幅に手を入れることで住みやすい間取りにできたり、内装を新しくして新鮮な気持ちで住むことが出来るというメリットがあります。
しかし、大幅に手を入れるという事はその前の段階でしっかり調査をしておくことが必要です。補修が必要なところがあればそこを手当てしてからでないと意味がありませんし、大きな工事をするのであればそれが影響のない物かどうかを調べておく必要があります。
自分ではなかなか判断できないと思ったら、住宅診断士に点検をお願いしてみましょう。住宅診断士に見てもらう事でどこを優先的に工事していくべきか、どのようなリノベーションが可能なのかという事も判断しやすくなってくるはずです。

住宅購入時やリノベーションの際は住宅診断士に相談を

住宅診断士とは、住宅に欠陥がないかどうか、メンテナンスしたほうがよい箇所はないかどうかを診断する専門家です。住宅購入時に、買主は専門家である住宅診断士に点検を依頼します。専門家から説明を受け、質問などのやり取りをすることができるので、立ち会えると有意義な時間になります。

新築住宅を購入する際だけでなく、リフォームやリノベーションの工事前に建物の現状を把握するためにも住宅診断が行われます。優先的に補修したほうがいい箇所やその時期、費用などが明らかになるので、効率的にリノベーションを進めることができます。リフォーム業者が無料で事前に行うこともありますが、第三者である住宅診断士に任せることで中立的で適切な診断をしてもらえます。

具体的には建物の外部や内部、床下や屋根裏など、目視で確認できる範囲が対象となっています。建物外部では基礎や外壁、軒裏など、建物内部では各部屋や床、壁、天井などの設備があてはまります。床下や屋根裏は点検口がある場合のみ確認できます。